朴大統領、最初の確診から6日後に長官から対面報告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 10:18
文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官が、中東呼吸器症候群(MERS)の最初の患者が確認されてから6日後に朴槿恵(パク・クネ)大統領に初めての対面報告をしていたことが分かった。
文長官は8日、MERS関連の国会緊急懸案質問に出てきて新政治民主連合の李穆熙(イ・モクヒ)議員が「最初に報告したのはいつか」と尋ねると「5月26日の閣僚会議で初めて報告した」と答えた。朴大統領は当時青瓦台(チョンワデ、大統領府)で国務会議を主宰し、文長官は会議で口頭報告したという。国内で最初のMERS確診患者は先月20日に確認された。文長官は「(対面報告は先月26日に初めて行ったが)いつもさまざまな形態で、有線電話でも報告していた」として「状況がもう少し深刻化し、追加対策なども報告した」と述べた。だが李議員は質問後、福祉部の資料を公開して「対面報告前までは実務ラインで『一日患者発生現況』などを報告する水準にとどまっていた」と指摘した。