韓国消費者物価6カ月連続0%台…高まる「Dの恐怖」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.03 08:37
消費者物価上昇率が6カ月連続で0%台を記録し、景気低迷の中で物価が下落するデフレの懸念が高まっている。
統計庁が2日に明らかにしたところによると、5月の消費者物価指数は前年同月より0.5%の上昇にとどまった。消費者物価上昇率は昨年12月の0.8%から6カ月連続で0%台にとどまっている。今年初めのたばこの値上げが消費者物価を0.58ポイント引き上げる効果があるということを考慮すれば、2月の0.5%から4カ月連続でマイナスを記録したことになる。ただし先月の0.4%よりは上昇幅が大きくなり、昨年10月の1.2%から6カ月にわたり続いた下落傾向からは抜け出した。変動性が大きい農産物と石油類を除いたコア物価指数も前年同月より2.1%上がった。