韓日間の悪感情、韓国「過去の歴史のため」 日本「韓国の国民性のため」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.01 08:03
韓国と日本の関係が5年前に比べて大きく悪化したことが分かった。過去の問題、相手国の政治指導者の発言などを韓・日の国民が否定的に感じているからだ。中央日報と日本経済新聞が韓日国交正常化50周年を迎え、両国国民を相手に共同実施した電話アンケート調査を分析した結果だ。
現在の韓日関係を肯定的(「非常に良い」または「良い方」)にみる韓国人は3.7%にとどまった。中央日報と日本経済新聞が2010年に韓日強制併合100年を迎えて実施した共同世論調査での24.2%を大きく下回った。一方、韓日関係を否定的にみる韓国人は78.5%と、5年前(22.8%)に比べ3倍以上に増えた。日本でも韓日関係について否定的な回答(54.6%)が肯定的な回答(5%)を大きく上回った。5年前、日本人の韓日関係に対する否定的な回答は12%と、肯定的な回答(30%)より少なかった。韓日関係が悪化した責任について韓国人は日本にある(62.7%)とみる一方、日本人は韓日双方にある(67,2%)という回答が多かった。