同好会員・ブロガーが起亜車の研究所に現れた理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 17:24
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27日、起亜車華城工場と現代・起亜車ナムヤン研究所で新型K5事前公開行事が開かれた。ナムヤン研究所で実施されたK5衝突テストの後、専門ブロガーや同好会員など40人が車を見ている。
27日、京畿道華城(ファソン)にある現代起亜車ナムヤン研究所衝突試験棟。一般人40人の前で「5、4、3、2、1」とカウントダウンが終わると、新型K5が時速40キロで50メートル先に設置された電柱に衝突した。衝突の角度は柱の側面と75度、米高速道路交通安全局(NHTSA)が公認した基準だ。車体は運転席がある左側部分が歪んだが、人の模型(ダミー)が二つに折れたり粉砕したりはしなかった。衝突実験を現場で見た自動車専門ブロガーのイ・ジェグンさん(40)は「インターネットに『国産車に使う鋼板がよくない』という意見が多いので実際に確認してみたかった」とし「実際に見ると思った以上に丈夫だったし、ホイールと車輪の形もそのままだった」と説明した。
起亜自動車が華城工場と現代・起亜車の研究・開発(R&D)本拠地であるナムヤン研究所を異例にも外部の人に開放した。自動車関連インターネット同好会員35人、自動車ブロガー5人の計40人を対象に、起亜車が今年7月から発売する新型K5を先に公開した理由だ。特にナムヤン研究所は、デザインとエンジン・変速機など核心部品に関する機密の流出を懸念し、普段は開放しないところだ。40人はすべてオンラインでは「自動車専門家」で呼ばれる世論主導層だ。