深海探査競争…韓国は無人潜水艇5775メートル水準(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.26 14:32
18日、巨済島(コジェド)に位置する韓国海洋科学技術院の南海研究所。埠頭のコンテナ操縦室でキム・バンヒョン博士(43)が慎重にジョイステックを動かしている。モニターに大きな水泡を起こしながら海中に入る遠隔無人操縦潜水艇(ROV)が現れた。名前は「ヘミレ」。キム博士は「プロペラが下側の水を上に吹き上げながら潜水する」と説明した。
「ヘミレ」にはこのようなプロペラが上下左右に各1個ずつ、後方に2個ある。研究チームはこの日、各プロペラを順に作動させながら「ヘミレ」の動きを確認した。来月の東海(トンヘ、日本名・日本海)探査を控えて実施中の最終テストだ。12日に巨済島を出発し、2週間、鬱陵(ウルルン)盆地(鬱陵島南側の水深2000メートル海底盆地)、ワンドル礁(蔚珍東側の水中の岩)などを回って戻る日程だ。