朴大統領「韓日、第3国市場への共同進出を拡大しよう」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.14 08:01
13日午後3時。ソウル小公洞(ソゴンドン)ロッテホテルのクリスタルボールルームに韓国と日本を代表する財界人が集まった。壇上には「韓日国交正常化50周年記念第47回韓日経済人会議」という横断幕が掲げられた。壇上で会った許昌秀(ホ・チャンス)全国経済人連合会会長(GS会長)と榊原定征経団連(東レ会長)会長が握手し、軽く抱擁しながらあいさつを交わした。
1998年から韓国と縁を結んだという高杉暢也ソウルジャパンクラブ顧問に対し、記者が「韓日関係がふさがり、両国間の経済に影響を及ぼしているのか」と尋ねた。
「ある。かなりある」。高杉氏は「経済は人間がすることだ」とし「感情が良くなければ投資するのも難しくなる」と懸念を表した。高杉氏は2月、14年ぶりに韓日通貨スワップが終結したのを代表的な例に挙げ、「こうした状況は円安と重なり、輸出依存的な韓国経済に特に悪い影響を与える」とし「韓国と日本はお互いを必要とする」と述べた。