「6月の朴大統領訪米、外交的孤立を突破する機会に」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.05.04 10:53
日本の安倍晋三首相の米国訪問(4月26日~5月2日)は「日米新蜜月時代」を開いたとの評価を受けている。バラク・オバマ大統領との首脳会談を通じ両国の同盟をさらに強化し、日本の首相としては初めて上下両院合同会議で演説をした。両国はまた、米軍と自衛隊の共同対応範囲を現在の「日本周辺」から「全世界」に拡大する内容の日米防衛協力指針(ガイドライン)改定にも合意した。1980年代初めのロナルド・レーガン大統領と中曽根康弘首相の「ロン・ヤス蜜月」が再現されている状況だ。「バラク・晋三蜜月」という言葉まで出てきている。東アジアの外交舞台で韓国の立ち位置がますます狭まるような局面だ。日米の密着が東アジア情勢に及ぼす影響と韓国に必要な戦略を陳昌洙(チン・チャンス)世宗(セジョン)研究所日本研究センター長、キム・ジュンヒョン韓東(ハンドン)大学国際地域学科教授、ソ・ジョンゴン慶熙(キョンヒ)大学政治外交科教授に聞いた。
――改定された日米防衛協力指針を評価するなら。