【時視各角】次期の韓国首相、「who」より「how」が重要(1)
「魚は頭から腐る」というローマの格言がある。成完鍾(ソン・ワンジョン、以下・敬称省略)リストには歴代大統領秘書室長や首相が名を連ねる。こうした情けない大韓民国の現実に社会が怒るのは当然だ。しかし検察の捜査という対症療法を越え、今はもう「政治改革」という根本的な処方も一度くらいは悩まなければいけない気がする。なら、成完鍾事態で注視するべき点は別にある。
まず成完鍾は中央政治の舞台では存在感がなかったが、地方では違った。全国単位の選挙を指揮した与野党の人たちはこのように口をそろえる。「瑞山(ソサン)奨学財団出身者は2万人を超え、忠清(チュンチョン)フォーラムはそれなりにしっかりとした組織だ。彼のお金と組織をうらやましく思わない人はいない。忠清の票を考えれば成完鍾を決して無視できなかった」。大物が関与し、検察の捜査に与野党が一斉に静まり返っている理由はこのためだ。