安部首相、ホロコースト博物館からアーリントン墓地まで訪問へ…「侵略史うやむや」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.27 09:03
安倍首相が26日、7泊8日間の訪米日程に入った。日本メディアは26日、「安倍首相が27日、ナチのユダヤ人大虐殺資料が展示されているワシントンのホロコースト博物館を訪問する」と報じた。安倍首相は1月の中東訪問当時もイスラエルのホロコースト記念館を訪れた。時事通信は「人権を尊重する姿勢を示し、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日本の姿勢に対する米国内の懸念を振り払いたい考えとみられる」と伝えた。
第2次世界大戦に対する反省にのみ言及し、韓国と慰安婦被害者に対して誠意ある謝罪を拒否する安倍首相が、日本の侵略史を伏せようという高度な策略という分析が出ている。ある外交消息筋は「慰安婦問題を提起する韓国とユダヤ系に距離を生じさせるという意図もある」と指摘した。米国内で強大な政治力を持つユダヤ系の歓心を買いながら「歴史修正主義者」という札を外し、「平和主義者」というイメージを与えようという考えだ。