「朴大統領も成完鍾関連捜査への協力姿勢見せるべき」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.26 11:42
27日に中南米4カ国歴訪を終えて帰ってくる朴槿恵(パク・クネ)大統領の足取りは重いだろう。出国直前に起きた「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」波紋の渦中に再び立たなければならないためだ。辞任することになった李完九(イ・ワング)首相の後任人選も悩まなければならない。国際的にも「歴史同盟」とされていた中国が日本との関係を急速に正常化しており韓国が外交的に孤立していく様相だ。
内外の危機が同時に朴大統領に押し寄せてきたわけだ。ソウル大学韓国政治研究所のカン・ウォンテク所長は、「いまの朴大統領が置かれた状況は、違法大統領選挙資金事件と弾劾逆風の時に存立危機を迎えたハンナラ党の救援投手として登場した時と似た境遇」と話した。