安保・経済・歴史問題…「安倍の戦争」が7泊8日の訪米日程に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.25 08:25
安倍晋三首相が26日(現地時間)、米国を訪問し、北東アジアの構図を変える「日本格上げ7泊8日」を予告している。来月2日までの訪米期間中、安倍首相は日米防衛協力の指針(ガイドライン)、環太平洋経済連携協定(TPP)、過去の歴史という3つの超大型イシューをすべて持ち出す。「安倍の歴史戦争」(中央日報4月22-24日付シリーズ)の完結版ということだ。この3つのうち「歴史問題」は29日の上・下院合同演説で、「平和憲法改正」はガイドライン改定で、「対中国連合構築」は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉妥結を通じて一歩前進するという考えだ。
日米両国は27日、ニューヨークで外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を開き、ガイドライン改定を発表する。前日に安倍首相をボストンの自宅に招請し、歓迎夕食会をするケリー米国務長官が、カーター国防長官ととも2プラス2で日本の閣僚に会う。太平洋戦争を起こした戦犯国であるため制限されてきた日本の軍事的活動が世界で米軍支援を目的に可能になる見込みだ。