<中南米歴訪>朴大統領「政治改革」…翌日には「社会改革に拍車」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.23 08:53
中南米4カ国を歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が22日(現地時間)、3番目の訪問国であるチリ・サンティアゴの大統領宮でミチェル・バチェレ大統領と首脳会談を行った。チリは南米で初めて1949年大韓民国政府を承認した友邦であり、初の自由貿易協定(FTA)締結国だ。朴大統領の歴訪を契機に両国は15件の了解覚書(MOU)を締結した。MOUを結んだ分野は▼中小企業の創業および協力▼ワーキングホリデー協定▼教育放送の協力▼太陽熱事業の共同開発--などだ。特に、今回の歴訪を通じて「チリコンバレー」(チリとシリコンバレーの合成語)を中心に韓国青年の中南米進出が一層進むだろうと青瓦台(チョンワデ、大統領府)は明らかにした。
安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席は「中小企業の創業MOU等を通してITを基盤とした青年創業人材が中南米に進出できるきっかけができた」とし「今後10年の間に90組を派遣する」と話した。また、チリにクオータ(割当)なく無制限に人材を派遣できるようにしたワーキングホリデーMOUも韓国青年の中南米進出に役立つとした。