【時視各角】ギャラクシー大ヒット?…一本道の勝負だけが残った(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.21 09:27
自動車の名家が時速100キロメートルまでの到達時間を0.1秒減らし、最高速度を1キロメートル引き上げるのに熱を上げるのはつまらなく見える。だがスーパーカーの世界はイメージの戦いだ。0.1秒の差が運命を分ける。自動車メーカーの価値は最も多く売れるモデルではなく最高性能のモデルで結果が生まれる。だからとスーパーカーがバランスと比率まで犠牲にすることはできない。こうした複雑な関数を解いてこそ自動車の名家として君臨できる。
スマートフォンも同様だ。中低価格機は市場の割合が大きいので収益性は低い。中国のメーカーまで加勢しスペックは上がり価格は下がっていくレッドオーシャンだ。プレミアムスマートフォンのアップルとサムスン電子を除きほとんどが口を糊するのも難しいほどだ。昨年第3四半期にサムスンとアップルは世界のスマートフォン営業利益を半分ずつ分け合った。しかし第4四半期からはアップルが93%を独占した。サムスンのギャラクシーS5が苦戦したためだ。