韓国、素材・部品産業の競争力向上…過去最大260億ドル黒字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.10 11:19
代表的な「対日慢性赤字産業」だった韓国素材・部品産業が変化している。素材・部品の競争力が向上し、むしろ経常黒字を支えているという評価だ。大企業と中小・中堅企業の競争力が全体的に高まり、対中国輸出も急速に増えている。
産業通商資源部は今年1-3月期、素材・部品の輸出額が667億ドル、輸入額は407億ドルで260億ドル(約28兆ウォン)の貿易黒字となった9日、明らかにした。1-3月期の素材・部品貿易黒字、輸出規模では過去最大だ。素材・部品貿易は昨年初めて年間貿易黒字が1000億ドルに達した後、順調な流れを続けているというのが産業部の分析だ。昨年、韓国の素材・部品産業の黒字規模は1079億ドルと、全体貿易黒字(474億ドル)の2.3倍にのぼった。