米司令官「北、KN-08実戦配備」…韓国は否認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.09 09:03
北朝鮮が移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)KN-08を実戦配備し、これに核弾頭を搭載して米国本土を攻撃する能力を確保したと、米国の軍当局者が7日(現地時間)公開した。
ゴートニー北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)・北部司令部司令官はこの日、国防総省のブリーフィングで、「北朝鮮はKN-08に核兵器を搭載し、本土に発射する能力を持っているというのが我々の判断」と明らかにした。続いて「現在それ(KN-08)が稼働中だと判断しており、我々はこれに対応して動いている」と強調した。ゴートニー司令官は「まだ北朝鮮がKN-08を試験発射するのは目撃されていない」としながらも、このように述べた。
その間、クラッパー米国家情報長官がKN-08が配備の初期段階に入ったと明らかにしたのに続き、米戦略軍のヘイニー司令官が北朝鮮が核弾頭小型化技術を一部確保したと議会の聴聞会で取り上げたことはある。しかし北朝鮮がKN-08を配備し、米国本土に核攻撃が可能という明確な発表は事実上今回が初めて。