韓日外相会談、日本側が韓日国交正常化50年記念の「しゃもじ」贈る
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.22 10:46
21日に開かれた韓日中外相会談は当初計画より1時間以上遅い午後5時10分に始まった。午後3時から始まった日中会談が遅れたためだ。歴史問題などに対する両国間の意見調整があったとされるが、日中会談が長引いたため今回の会議の議長を務める尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は会議場前で30分以上にわたり日本と中国を待った。中国の王毅外相に続き日本の岸田文雄外相が最後に会議場に到着すると、3カ国外相はすぐに会議室へ向かった。会談に先立つ写真撮影で3カ国外相のうち尹長官が中央に立ったが、外交部はこれについて、3カ国協力規約により議長国が変わるたびに国の表記順序と席配置が変わるためだと説明した。
3カ国外相は1時間20分にわたる会議を終えた後に共同記者会見を行ない、「3カ国協力体系復元」を口をそろえて強調した。だが、3カ国外相の発言には温度差が表われた。韓日中首脳会議合意文条項に対し日本は「早期開催合意」と翻訳したのに対し「3カ国すべてに最も早期で都合のよい時期に開催されるように努力する」と表現した。