【社説】成熟した韓米同盟、テロに屈さず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.07 12:28
米国政府がリッパート駐韓米国大使テロ事件にもかかわらず、韓米同盟に対する変わらない信頼を表明した。米国務省のハーフ副報道官は5日(現地時間)の声明で、「韓米同盟は強固だ」とし「我々は分別のない暴力行為(acts of violence)に委縮しない」と強調した。
白昼にソウルの真ん中で米国の特命全権大使が襲われるという前代未聞の事件が発生したが、これによって韓米同盟が揺れることがあってはならないと、あらかじめ一線を画したのだ。テロという表現の代わりに個人の犯行とみる「暴力行為」という表現を使った点も目を引く。個人の非理性的な行動と国家の関係を分離して眺める米国の冷静かつ落ち着いた状況認識が引き立つ。