【社説】また、韓国で銃乱射…衝動犯行を防ぐ対策が必要
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.28 08:52
世宗市(セジョンシ)に続き京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)でも銃乱射事件が発生した。相次ぐ事件に「もう韓国も銃器安全地帯ではない」という懸念の声が出ている。警察の銃器管理システム上の欠点を指摘する批判にもかかわらず、明確な代案がないというところに問題の深刻性がある。
現行の銃砲・刀剣・火薬類取締法によると、個人が銃器を所持するには住所地所轄警察署長の許可を受けなければならない。銃は必ず警察署・地区隊・派出所などに保管する必要がある。保管された銃は狩猟場運営期間に限り利用できる。今回の狩猟場運営期間は昨年11月20日から今月28日までだ。銃器の入出庫は午前6時から午後10時まで可能で、銃器を返却しなかった個人に対しては警察が所在の追跡をする。今回の事件の犯人が警察で空気銃を受けた手続きには法的な欠点がなかった。警察も他の国に比べ銃器の管理は厳格だと評価した。