<韓国vs日本水素車市場>成敗は水素ステーションの拡充に…日本3000カ所vs韓国23カ所(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.23 11:54
水素燃料電池車は「夢の自動車」と呼ばれる。公害物質の排出が全くないうえ、燃料効率がガソリンや軽油車に比べ倍以上も高い。バッテリーを使う電気自動車が充電するのに数時間かかるが、水素燃料電池車は5、6分で充填が済む。走行距離も600-700キロと、電気自動車の数倍にのぼる。まだハイブリッド車やプラグインハイブリッド車に比べ燃費は及ばないが、技術発達ペースを考えれば近いうちに燃費の競争力も高まる見込みだ。安全性に対する懸念もある程度は解消されたと評価されている。
現在、水素燃料電池車を大量生産できる企業は韓国の現代自動車と日本のトヨタだけだ。米ゼネラルモーターズ(GM)が50年前の1966年に水素燃料電池車を初めて開発したが、関連部品を確保してこれを製作する技術は遅れている。イ・ハング産業研究院(KIET)研究委員は「韓国が内燃機関自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車などでは遅れをとったが、準備さえうまくすれば水素燃料電池車市場では進んだ技術で市場の主導権を握ることができる」と述べた。