韓国の百貨店・免税店、旧正月よりも中国人観光客
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.09 13:12
韓国の流通企業は韓国の消費者が財布を開かないため中国人観光客を対象にした販促行事に集中している。百貨店、免税店などは旧正月連休と重なる中国最大の名節である春節連休(18~24日)期間に韓国を訪れる中国人観光客を狙った大規模マーケティングに突入した。今回の春節期間に韓国を訪れる中国人観光客は昨年より20%以上多い12万人と予想される。
ロッテ百貨店は13~24日に本店で「100%当選紅包くじ」行事を行い、中国人観光客8888人に炊飯器、キャリア、人形、毛布、マスクパックなどの景品を贈る。16日から先着2500人に大型トロリーショッピングバッグ(車輪が付いたバッグ)を贈呈する。
本店、蚕室(チャムシル)店、釜山(プサン)本店で20万ウォン以上購入する中国人観光客には購入金額の最大5%に相当する商品券を提供する。ロッテ百貨店マーケティング部門のイ・ワンシン部門長は、「春節連休に本店など主要店舗を訪れる中国人は昨年より50%以上増えると期待している。中国語通訳スタッフを配置し、税金払い戻し窓口も運営する計画だ」と話した。