中国、喫煙より恐ろしいPM2.5…大気汚染で早期死亡者が年間25万人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.06 14:31
大気汚染が深刻な中国で、喫煙ではなく空気汚染が原因で死亡する人がより多いという研究結果が出た。北京大と環境団体グリーンピースの共同研究の結果、2013年中国主要31都市で汚染物質PM 2.5(直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)による早期死亡者が25万7000人に達したとサウスチャイナ・モーニング・ポストが5日報じた。早期死亡というのは平均期待寿命以前に死亡することを意味する。
グリーンピースは31都市の全体死亡者のうちPM 2.5による早期死亡者の比率が10万人あたり約90人だったと発表した。これは2012年喫煙による死亡者比率である「10万人あたり70人」を上回る数値だ。