「ナッツリターン」大韓航空前副社長に懲役3年が求刑…12日宣告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.03 09:58
韓国検察が「ナッツリターン」事件と関連し、航路変更などの容疑で拘束起訴された趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長(41)に懲役3年を求刑した。証拠隠滅容疑で起訴された大韓航空常務のY(57)と公務上秘密漏洩容疑で起訴された国土交通部調査官のK(54)にはそれぞれ懲役2年が求刑された。ソウル西部地検刑事5部(部長イ・グンス)は2日、ソウル西部地裁刑事12部(部長オ・ソンウ)の審理で開かれた結審公判でこのように明らかにした。
今回の裁判の最大の争点は、趙前副社長に対して航空保安法上の航空機航路変更罪を適用できるかどうかだった。航空保安法42条によると、偽計や威力によって運航中の航空機航路を変更した場合、1年以上10年以下の懲役に処することができる。