<MB回顧録>金正日、5回以上も首脳会談を提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.29 10:51
李明博(イ・ミョンバク)前大統領が回顧録『大統領の時間』で、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が中国指導者を通じてなど5回以上も南北首脳会談を提案してきた、と公開した。中央日報は28日、こうした内容が書かれた回顧録を入手した。
李大統領は第5章「原則がある対北政策」で、「2009年8月23日、金大中(キム・デジュン)元大統領を弔問するため韓国を訪問した当時の金己男(キム・ギナム)労働党秘書ら弔問団が青瓦台を表敬訪問して首脳会談を提案し、弔問団が北に戻った直後の8月28日には金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長が『南北首脳会談を望む』というメッセージを玄仁沢(ヒョン・インテク)統一部長官に送ってきた」と明らかにした。しかしコメや肥料など相当量の経済支援を前提条件に提示してきたため断ったと伝えた。