【コラム】20代で人生50年の計画立てた孫正義(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.27 11:56
私たちが生きる上で最も多く受ける質問のひとつは将来の希望に対することだ。幼かった時は「立派で素敵な」答を探す。大統領や、医師、先生など、幼い子どもたちの将来の希望には立派に見える大人の姿が込められている。20歳ごろになるとこの質問に対する答はとても現実的なものに変わる。概してこの時期には生きることに焦点が合わせられる。公務員、大企業就職のように「安定した雇用」が多くの人たちの希望事項になる。
問題は、世の中があまりにも急速に変化しており、安定した雇用が長く続かないというところにある。大企業に入社した人たちの平均勤続年数は10年ほどという。それならその後も私たちは終わることなく「何をするだろうか」を悩まなければならない。