【社説】反刷新人事の決定打、民情首席秘書官=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.01.25 13:13
朴槿恵(パク・クネ)大統領が数日前に切った人事カードをめぐり議論が多い。新しい首相に李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表を指名し、特別補佐官の新設、首席秘書官の交替などを発表したが、これを「人的刷新」とみるには失望的だ。金淇春(キム・ギチュン)秘書室長と李在万(イ・ジェマン)、チョン・ホソン、アン・ボングンの秘書官3人の留任は朴大統領の疎通感覚に照らし十分に予想された人事と言える。
問題は「刷新」を色あせさせる人事がもうひとつ追加されたという点だ。文書流出問題と関連し抗命波紋を起こした金英漢(キム・ヨンハン)前民情首席秘書官の後任に禹柄宇(ウ・ビョンウ)秘書官を昇進させたのがそうだ。