【時視各角】朴正熙・全斗煥の人事原則を見習うべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.13 17:30
朴槿恵(パク・クネ、以下敬称省略)青瓦台(チョンワデ、大統領府)の疎通不足が問題だという点には同意しがたい。むしろ人を選ぶ目と能力不足が根本的な問題ではないかと思う。韓国社会は朴槿恵の人事に関し、かなり以前から失望している。手帳人事の弊害は尹昶重(ユン・チャンジュン)・尹珍淑(ユン・ジンスク)で十分だ。政権保衛の核心である青瓦台民政室が文書・抗命事態で食いかかるのもあきれる。
国民の視点で見よう。なぜ我々が尹昶重の「裸ショー」に舌打ちするのか。尹珍淑は彭木(ペンモク)港でこうだったのかもしれない。「1次被害者は水に落ちたセウォル号、2次被害者は船を失った清海鎮海運、3次被害者は死亡した兪炳彦(ユ・ビョンオン)…」。ともに朴槿恵が自ら選んだ人物だ。「チョン・ユンフェ文書事態」も同じだ。すべての主演俳優を大統領が直接選んだ。