1カ月外出せず鶏には免疫増強剤… AI拡散防ぐ必死のあがきー韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.21 10:34
慶尚南道梁山市上北面(キョンサンナムド・ヤンサンシ・サンブックミョン)で養鶏場を経営するシム・ブヨンさん(63)はこのごろなかなか寝付けない。先月11日と今月15日、梁山と釜山(プサン)で相次いで高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生したためだ。シムさんは被害の大きかった2004年と2008年のAIの悪夢が再来しないかと毎日気が気でない。
シムさんは2004年と2008年、近くの農家からAIが発生したことで、育てていた鶏7万6000羽を全て埋没処分した。鶏を買い付けて1年ほどは養鶏業を再開するために大きな苦痛を味わった。シムさんは現在3万8000羽の鶏を育て、1日3万個の卵を生産して大型ショッピングセンターなどに納品している。