中国の昨年の成長率７．４％、２４年ぶりの低水準

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.21 09:47

中国が昨年２４年ぶりの最低水準となる前年比７．４％の経済成長率を記録した。不動産景気の下落と世界経済の低迷による輸出鈍化の影響と分析される。中国国家統計局は２０日、２０１４年の中国の国内総生産（ＧＤＰ）が前年に比べ７．４％成長したと発表した。中国政府が目標値として提示していた７．５％には満たなかった。１９８９年の天安門事件による国際社会からの制裁で経済が衝撃を受けた１９９０年の３．８％以降で最も低い数値だ。

昨年１０－１２月期のＧＤＰ成長率は７．３％と集計された。専門家予想値の７．２％よりは良好だった。産業生産と小売り販売の好調によるもので、昨年末の人民銀行の金利引き下げとインフラ投資を増やすなど中国政府の浮揚策が効果を上げたとみられる。