ソウルでビジネスホテルが急成長…日本人観光客の急減が影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.13 11:04
ロッテ・新羅・ウェスティン朝鮮などの一流ホテルがビジネスホテル事業を拡張している。日本人観光客の急減で高級宿泊施設の需要が減ったことを受け、客室料金が手頃なビジネスホテルで突破口を探るためだ。ビジネスホテルはレストランなど附帯施設が少ない代わりに客室料金が10万~20万ウォン台序盤と、一流ホテルの半分程度であることが特徴だ。
ロッテホテルは「ロッテシティホテル」というブランドでビジネスホテル事業を始め、ライバルである新羅ホテルは「新羅ステイ」で追撃を開始した。ウェスティン朝鮮ホテルとミレニアムヒルトンホテルもビジネスホテル事業に参入した。一流ホテルが運営するビジネスホテルを中心に、今年ソウルだけでも約50カ所余りのホテルが新規オープンする見込みだ。
新羅ホテルは今年5月、ソウルミ芹洞(ミグンドン)に新羅ステイ西大門(ソデムン)をオープンする。9月には桃花洞(トファドン)に新羅ステイ麻浦(マポ)をオープンする計画だ。2つのホテルともに客室数は300室前後だ。新羅ホテルは2013年11月、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)に新羅ステイ東灘(ドンタン)をオープンしてビジネスホテル事業をスタートさせ、昨年10月にはソウル駅三洞(ヨクサムドン)にも新羅ステイをオープンさせた。来年はソウル光化門(クァンファムン)や瑞草洞(ソチョドン)などにも新羅ステイを開いてビジネスホテル数を10カ所に増やす方針だ。