【コラム】中国資本が韓国の土地を占領する?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.12 13:34
◆外国資本との共生文化が急がれる
多くの不動産専門家はこうした動きに懸念を表している。済州の場合、不動産投資移民制が終了する2018年までに外国資本が約束した投資予定額(18事業地)が8兆7000億ウォンにのぼる。しかし昨年まで入った資金は全体の10%にすぎない。まだ事業着手段階だが、規制カードを出せば政策の信頼性に打撃を与えると、不動産業界は懸念している。
中国資本は韓国不動産市場ばかりに投資しているのではない。先進国への投資比率がはるかに高い。米ニューヨークのウォルドルフ・アストリアホテル、GMタワー、英ロンドンのロイドビルなど、ランドマークの建物を次々と購入している。ここでは領土占領などの情緒的な批判はない。むしろより多くの行政サービスで「投資多角化」を誘導する。