オバマ大統領「CNNがハッキングされたら北朝鮮報道しなくなるのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.23 09:39
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いたコメディ映画『インタビュー』の公開を中止したソニーピクチャーズが内外で非難を浴びている。ソニーピクチャーズをハッキングした背後と指定された北朝鮮の脅しに屈服して表現の自由を自ら放棄した悪い先例を作ったという批判だ。米国大統領から有名映画俳優、韓国の大学教授に至るまで四方から突き上げを食らっている。
オバマ米大統領が非難の先鋒に立った。オバマ大統領は21日にCNNとのインタビューで、「CNNは北朝鮮に批判的な報道をしてきたがCNNのサイバー空間に穴があけられたらからとわれわれは北朝鮮報道をしない方が良いと言うだろうか」と反問した。また、「他国の独裁者がサイバーで配給網と商品を破壊し、その結果われわれ自らを検閲し始める先例を作るのが問題。映画産業に限ったことではなく、ニュース業界でも同じこと」と述べた。オバマ大統領は19日の記者会見でも、「公開中止は間違い」と断言しソニーピクチャーズを驚かせた。オバマ大統領は、「だれかが脅迫して風刺映画の上映を妨げるなら、ドキュメンタリーやニュースをめぐってどのように出てくるのか想像してみるべき。それは米国ではない」とまで指摘した。