孫正義会長の投資で20兆ウォン稼ぐ日中、取り残される韓国企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.12 09:40
ウォール街の最大の関心事は秒読みに入った中国アリババの上場だ。オンラインショッピングモールを運営するこの会社は上場後の価値が20兆ウォン(約2兆円)になるものと期待を集めている。主人公は肉体労働で学費を稼いだ創業者の馬雲会長だ。中国のベンチャー企業ソーシャルタッチの代表は「中国政府の多くの政策よりも馬会長1人の存在が中国の青年創業と挑戦に大きな影響を与えている」と話す。
隠れた主人公もいる。ソフトバンクの孫正義会長だ。ソフトバンクはアリババの株式の34.4%を持つ筆頭株主だ。アリババが上場すれば3000倍の収益が予想される。米国3・4位の移動通信会社買収を相次いで推進し資金難の懸念があったが、アリババ上場を機に一気に吹き飛ばすことになった。