韓国、災難管理コントロールタワーが出帆…長・次官すべて軍出身
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.19 10:55
海軍隊長、そして合同参謀本部の軍事支援本部長出身。朴槿恵(パク・クネ)大統領が政府組織改編によって汎政府災難管理コントロールタワーとして新設された国民安全処の長・次官をいずれも軍出身から選んだ。朴仁鎔(パク・インヨン)国民安全処長官候補者(62)は海軍隊長出身の海上・合同作戦の専門家だ。次官に抜てきされたイ・ソンホ行政安全部第2次官(60)もやはり「アデン湾黎明作戦」を遂行した安全・合同作戦の専門家だ。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は18日「国民安全を下から上がってくる報告だけで管理するのではなく、直接現場を把握して動くために軍出身の朴候補者を選んだ」として「朴候補者は現場の掌握力と調整能力が優れた将軍」と話した。また別の関係者は「『セウォル号惨事』以来、安全に対する国家改造作業の一環で国民安全処ができるだけ安全を効率的に守るために現場の分かる『合同作戦のやり手』らで首脳陣を組んだ」と説明した。