韓国で金利3%台の人民元預金…低金利時代に商品発売相次ぐ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.07 14:16
韓国国内の銀行で人民元預金ブームが広がっている。中国系の銀行が証券会社や保険会社のような機関投資家を対象に誘致している年3%台の金利預金が旋風を起こしている。
ウリィ銀行は6日、「グローバル人民元預金パッケージ」を発売した。特別優待金利0.2ポイントを含めて年3.07%金利だ。年3%以上の利子の韓国ウォン定期預金が消えた中、「為替差益」から「利子収益」に人民元預金の焦点を移した。他の銀行も人民元専用の新商品を準備している。外換銀行は年3.1%金利の「ハイチャイナ人民元定期預金」を12日に出す。ハナ銀行も早ければ今月中旬、年3%以上の人民元特販預金を発売する予定だ。チェ・ヒョンホ外換銀行為替業務部次長は「(中国)領域内と域外の金利差があり、中国系銀行の3%台後半の金利はまだ難しいが、人民元預金の需要に合わせて年3%台の金利を発売した」とし「個人加入者の場合でも貿易決済のように用途が限定されたり金額の限度があるわけではない」と説明した。