韓国石油化学産業に火を灯し続けるには…答えは「東レ+ユニクロ協業」に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.07 09:33
②世界景気の低迷で困難?
企業らが挙げる実績悪化の原因はグローバル景気低迷だ。だが、これもやはり「木」でなく「森」の視点で見れば話が変わる。グローバル景気低迷が原因ならば、韓国企業だけの問題ではないからだ。だが残念なことに、売り上げ基準の世界化学企業50社の経営成果は、こうした韓国の化学企業らの釈明を完全にひっくり返すものだ。痛恨の話だ。グローバル50大化学企業は過去21年間の平均営業利益率9.3%台を記録した。グローバル金融危機後である2009年(8%)を底に2011年には12%台という驚くべき成績を出した。化学企業の実績が下落し始めた2012年(10%)と2013年(10%)にも良好な実績をおさめた。一方韓国の化学企業21社の平均営業利益率はグローバル先頭企業らの半分にも及ばなかった。