【取材日記】米中シンクタンクが韓国に投げかけた宿題
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.31 10:41
中央日報が最近報道した朴振(パク・ジン)元国会外交統一委員長と米国・中国の核心シンクタンクトップの対談は、韓国の国家戦略に大きく4つの宿題を投げかけた。まず世界経営をめぐる米中の明確な見解の差にどのように対処すべきかという問題だ。
G2米国と中国)は現在、文明対立を超えて文明衝突に向かう傾向だ。中国は社会主義という米国とは全く違う価値観で今日の復興を成し遂げただけに、アメリカ的な価値で国際社会を独断するなという(季志業・中国現代国際関係研究院長)立場だ。しかし米国は今日の中国を価値の台頭とは見ず、周辺国の不安を引き起こす「膨張主義」(ストローブ・タルボットブルッキングス研究所長)の一環として認識する傾向が強い。国家戦略に弾力性がもっとなければならないということだ。