【コラム】低金利時代がさらに恐ろしい借金の罠=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.21 18:16
韓国の家計負債が1000兆(約101兆円)を越えた。家計負債といってもおかしくない自営業者のローン140兆ウォンを含めれば、1180兆ウォンとなり、国内総生産(GDP)よりも多い。公共部門を含む政府負債もまた、遠からずGDPを越えると予想されている。一度ひっかかると並大抵のことでは抜け出せないのが負債の罠だ。通貨危機と世界金融危機はどちらも負債が招いた混乱と危機だった。
借金は企業はもちろん国まで脅かす。旧韓末の日帝は、朝鮮経済を破綻に陥れるための計略の一つとして借款を行った。この資金は、日本居留民のための便宜施設や日帝が朝鮮を抑圧するための警察組織拡張などに使うよう強要された。英国がインドで生産したアヘンで中国人を中毒者にして借金の罠に陥れたことと違わない。大韓帝国が背負うことになった借金が一瞬のうちに増えて、経済的な主権は根こそぎ日帝に持って行かれた。結局、国まで日帝の手の中に渡った。