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米国看護師またエボラ…オバマ・キャメロンら緊急テレビ会議(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.16 10:10
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潘総長は平和維持軍の概念をエボラ事態に適用した国連エボラ緊急対応団を創設した。国連が公衆保険事案で専門担当対応組織を設けたのは初めてだ。

キム総裁はエボラ事態の前には内部からそのリーダーシップに対して挑戦を受けていた。大々的な構造調整と各種福祉優遇の縮小に世界銀行職員が強く反発していた。しかし、エボラ被害地域に対する支援策を機敏に主導したことでそのリーダーシップは再評価を受けている。

 
世界銀行はこれまでエボラ事態への対応に4億ドルの支援を決めている。最初の支援分である1億5000万ドルを実際に届けるまで9日しかかからなかった。ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、トーマス・フリーデンCDC所長が「世界銀行がこのように速かに動くところを見たことがない」と話すほどだ。キム総裁自身が疾病撲滅専門家という点が功を奏した。彼は1987年、非営利団体である「パートナーズ・イン・ヘルス」を共同設立した。

この団体がハイチで行ったエイズ撲滅運動とペルーの結核撲滅事業は貧困国における疾病撲滅の模範事例として記録されている。ジョージタウン大のスティーブ・ラデレット教授は「エボラ危機対応において、キム総裁より背景知識をよく知る人は想像できない」と話した。

エボラ事態は、国連と世界銀行のような国際機構がなぜ今も必要なのかを示す重大な試験台になった。これ以前は、この2機構の存在に対する国際社会の懐疑論が少なくなかった。国連は民間人が虐殺される地域紛争にも無気力で、世界銀行は貧困国支援に限界を表していたためだ。2人の韓国人リーダーの肩に、揺れる国際機構の運命がかかっているとの分析が出るのもこうした理由からだ。

◆エボラの経済的被害326億ドル=全世界に拡散中のエボラ恐怖が世界経済までも襲うという予測が出てきている。NYTは13日(現地時間)、世界銀行の資料を引用し、エボラウイルスによる経済的費用は来年末までに326億ドルに達すると報道した。感染による直接的被害だけでなく、恐怖による経済的費用を含んだ数値で、ウイルスが近隣諸国に広がる場合を仮定した予想値だ。全世界に広がる場合は予想さえできずにいる。


米国看護師またエボラ…オバマ䖁キャメロンら緊急テレビ会議(1)

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