【コラム】韓国の日本理解(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.16 08:55
『茲山魚譜』翻訳にまつわる事由は鮮明だ。日本の韓国理解は古くて多様だ。その執念は弛まない。崔書勉(チェ・ソミョン)博士は韓日関係史の権威者だ。彼は4月の特別講演(「私の韓日関係研究50年を回顧して」)でこのように述べた。「日本国会図書館で韓国関連本を読んでいると、日本人が韓国について広く深く研究したのを知って驚いた」--。
日本で韓流が冷めていく。韓流は逆説の成功だ。金大中(キム・デジュン)政権当時の1998年、日本の大衆文化が開放された。当時、倭色文化の浸透を心配する声が強かった。主導者のほとんどは日本に対する悲憤慷慨に慣れていた。しかし状況は逆に展開した。韓国大衆文化は日本を奇襲した。その主役は悲憤慷慨に慣れていない世代だった。日本の韓流はK-POPに拡張された。