【社説】北幹部の訪韓を共生協力と平和の第一歩に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 13:37
仁川アジア競技大会閉幕日の北朝鮮代表団の訪韓は、さまざまな面で破格だった。軍総政治局長をはじめとする金正恩(キム・ジョンウン)体制の核心の3人が韓国を訪れた。南北関連史で北朝鮮の幹部が一度に、それも公開的に韓国を訪問した前例はない。黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長は北朝鮮の最高幹部だ。労働党の中の党といわれる組織指導部の第1副部長を経て、軍に対する党の指導を総括する現職に就いた。先月は国家最高機構である国防委員会の副委員長を引き受けた。崔竜海(チェ・ヨンヘ)国家体育指導委員長(党書記兼任)は前総政治局長だ。2人は2011年の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後の権力交代期に、金正恩労働党第1書記を支えてきた。金養建(キム・ヤンゴン)対南担当書記は金正日時代から対南業務を掌握している。
代表団の訪韓実現過程も電撃的だった。前日に訪問を打診した。南北関係の特殊性と反転を実感させる。北朝鮮の権力核心の同時訪韓は、金正恩体制が磐石に上がっているという点を見せるための側面もあると考えられる。3人の訪韓は意味が非常に大きい。訪韓自体が南北関係を改善しようという北朝鮮の意志といえる。黄炳瑞は「今回は小道を作ったが、今後は大きな通路を開こう」と述べた。南北関係改善と緊張緩和のきっかけが用意されたのだ。南北が今回合意した第2回高官級会談が期待される理由だ。