エンフバヤル前モンゴル大統領が韓国亡命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 11:18
ナンバリーン・エンフバヤル前モンゴル大統領(56)が最近、韓国に亡命したと、韓国政府当局者が明らかにした。外国の元・現国家元首が韓国に亡命したのは初めて。エンフバヤルの亡命は、大統領時代の腐敗容疑で退職後に有罪判決を受けたことと関係があると推定される。
エンフバヤルは2005-2009年にモンゴル大統領を務めた。ソ連マクシム・ゴーリキー文学大学と英リーズ大学で修学した後、1980-90年代に詩人兼翻訳家として活動した。92年に国会議員に当選し、政界に進出、文化部長官(92-96年)を務めた。その後、人民革命党(MPRP)総裁を経て首相(2000-2004年)、国会議長(2004-2005年)を歴任し、2005年5月に野党だった人民革命党の候補としてモンゴルの第3代大統領に当選した。モンゴルで3大要職である大統領と首相・国会議長をすべて務めた最初の人物だ。