「黄長ヨプ、亡命前に張成沢と金正日除去を謀議」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.14 13:31
黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記(1923-2010)が1997年2月、中国で亡命を決行する前、張成沢(チャン・ソンテク)ら北朝鮮政権内部の数人の幹部と金正日(キム・ジョンイル)除去構想をしたが失敗したと話した、という証言が出てきた。
黄元書記の亡命当時の状況に詳しいある人物は13日、「黄長ヨプが自分と同じ考えを抱いていた人物に張成沢の名前を挙げたと聞いている」と明らかにした。ただ、「張成沢の安全のため、国家情報院は秘密を維持してきた」と付け加えた。また、黄元書記は当時の徐寛熙(ソ・グァンヒ)農業相もその中に含まれていたと話したという。徐寛煕は食糧難が深刻だった1997年、農業政策の失敗に対する責任を負わされ、米国スパイ容疑で銃殺された。