ソン・ヨンジェが初めて世界選手権大会でメダルを獲得した。

ソン・ヨンジェは２４日（韓国時間）、トルコ・イズミルで開かれた国際体操連盟（ＦＩＧ）２０１４新体操世界選手権大会フープ決勝で１７．９６６点を獲得し、ヤナ・ クドリャフツェワ（１８．８１６点）、マルガリータ・マムン（１８．４５０点、以上ロシア）に続き３位に入った。これは韓国新体操史上、世界選手権で初めてのメダルとなる。

ソン・ヨンジェは２０１０年モスクワ大会と２０１１年モンペリエ大会、昨年のキエフ大会で個人総合成績を向上させて善戦したがメダルは取れなかった。

ソン・ヨンジェはフープに続き行われたボール種目では１７．７３３点を獲得し、５位に名前を入れた。

２０１４仁川（インチョン）アジア競技大会でソン・ヨンジェの強力なライバルに挙げられているトウ森悦（中国）はフープで１７．３８３点を獲得して決勝に進んだが１７．５８３点で５位にとどまった。ボール演技では４３位（１５．３６６点）に終わって決勝進出に失敗した。

現在、ソン・ヨンジェは２種目合計３４．８３３点で予選中間順位６位に入っている。個人総合予選の最終順位は２４～２５日のリボンとこん棒種目競技が終わった後に決定する。２４位以内に入れば２６日に開かれる個人総合決勝に進むことができる。

一方、ソン・ヨンジェは今回の世界選手権大会のあと直ちに仁川アジア競技大会に参加し、韓国新体操史上初めてのアジア大会金メダルに挑戦する。

ソン・ヨンジェは授賞式の後、「世界選手権大会で初めてメダルを取れてうれしく幸せ」とし「アジア競技大会でも良い成績を収められるように努力する」と所感を伝えた。