【コラム】日本で見た韓流の将来(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.15 15:53
秋夕(チュソク、中秋)連休中に日本を旅行した。福岡に行った時、その地域で最も大きな書店の紀伊國屋に寄り、いろいろな本を見る機会があった。興味深いのは米国など西欧とは違い、日本の大型書店には韓国関連書籍が多いという点だ。特に映画書籍コーナーで韓国の本の比重はかなり大きい。韓国テレビドラマなどに関する本は「韓流」という別のカテゴリーで展示されていた。これは日本人の韓流に対する関心を反映したのだ。語学教材コーナーもこれと似ている。数年前に日本の書店で語学教材を見た時、韓国語は「その他の外国語」コーナーにあったが、現在は「韓国語」という表札を置いて別に分類されていた。書店だけでなく音楽や映像物を販売する店も「韓流」または「K-Pop」という名前で別のスペースを設けている。韓国と縁が深い私の立場ではうれしいことだ。
書店で韓国関連の本が独立したコーナーを占めているというのは大したことではないかもしれない。しかし韓日関係を勘案すると、これは特別な意味を持つ。韓国大衆文化の優秀性を見せる事例であるからだ。