【中央時評】ワシントンで韓国の存在感を高めるには(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.13 13:02
安保と経済問題を米国に大きく依存している韓国だ。自然にこうした機関との関係が重要となる。意思決定者だけでなく、これら機関の人的ネットワークに目を向けることが必要だ。カルダー教授はワシントンで韓国が日本より一枚上だと主張している。
しかしカルダー教授は日本の覚醒を促すためにこの本を執筆した。したがって韓国や中国の存在感をやや高く評価したところもなくはない。しかし現実はまだそれほどではない。ワシントンで安息年を送っている韓国教授らの一貫した指摘だ。実際、ワシントンでは中国や日本関連会議は頻繁にあるが、韓国関連会議はほとんど見られないということだ。「中国はあまりにも重要であるため関心が多く、日本はお金を注ぎ込むため会議があちこちで開かれるが、韓国は現実的なイシューにばかりこだわっている印象」ということだ。