【グローバルアイ】米国韓人有権者の票の力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.01 13:08
#先月25日(現地時間)、米ニューヨークの名所プラザホテル。韓米同盟60周年を迎えて開かれたコリアソサエティーの年次夕食会は、いつよりも盛大だった。安豪栄(アン・ホヨン)駐米大使とソン・キム駐韓米国大使はもちろん、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官も出席した。ニューヨークやワシントンなどから約600人が集まった。1席500ドル以上の座席はぎっしり埋まった。5万ドルを寄付する人も少なくなかった。ほとんどが韓国企業や韓国と取引する米国企業または在米同胞だ。年間370万ドルにのぼるコリアソサエティー予算の相当部分が、この日の後援支援金で充当される。
#ニューヨーク・クイーンズコミュニティーカレッジ内のホロコーストセンター。昨年からここで「東アジア歴史インターンシップ」プログラムを始めた韓人の市民運動団体「市民参与センター」は資金不足に苦しんでいる。年間1万ドルの運営基金を確保できないからだ。同センターは1学期あたり大学生10人を選出し、東アジアの現代史を教えている。韓国との画像電話で元慰安婦女性にインタビューをするのがこのプログラムの白眉だ。しかし今学期のプログラムはまだ始めることができないという。