両親は働き、保育園は休み…「半分振替休日」混乱=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.11 14:33
中小企業に勤めるパクさん(35)、キムさん(34、女性)夫妻は、初めての振替休日である10日にも出勤した。キムさんはこの日、普段より1時間早く出勤した。子供(28カ月)を実家に預けるためだ。いつも利用していた保育園に子供を預けたかったが、それが出来なかった。先週、保育園からの電話で「振替休日(10日)には保育士に休日手当てを支給しなければならない。できることなら子供を預けないでほしい」と知らせてきたためだ。もともとパクさん夫妻は職場から休日手当ても受け取らずに仕事をしなければならなかった。
誰かは休み、誰かは働いて。昨年導入されて、この秋夕(チュソク、中秋)連休に初めて適用された振替休日制度が中途半端になった。「振替休日の両極化」という指摘も出ている。官公庁は全て休み、大企業もほとんど休んだが、そうでないケースが多いからだ。これらは公平性を主張して不満を吐露した。子供を預ける保育園・幼稚園に行かせられなかった共稼ぎ夫婦が地団駄を踏んだ。これに伴い、振替休日制に対する批判の声が出てきた。