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【時論】粒子状物質、韓日中の協力が必須(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.01 10:03
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「蛇にかまれた豪傑が腕を切断する心情のように、悲壮な覚悟で対処している」。

先月28日から2日間の日程で大邱(テグ)で開かれていた韓日中3カ国環境相会議で、李干杰・中国環境保護次官が本会議と記者会見で繰り返し強調した言葉だ。中国発のPM2.5(微小粒子状物質)を含む粒子状物質が、韓国や日本にも影響を及ぼしているという指摘を意識したように、彼は中国政府が粒子状物質など大気汚染を解決するために努力していることを知らせることに尽力した。

 
事実、3カ国環境相会議は1999年から毎年開かれていたが今年ほど注目を浴びたことはあまりない。北東アジアの環境災難である粒子状物質の汚染問題が核心議題だったためだった。

粒子状物質は、世界保健機関(WHO)から第1級の発ガン性物質に指定されたほど人の健康に及ぼす影響が大きい。呼吸器疾患だけでなく心臓病・脳卒中など心血管系疾患も増大させる。粒子状物質の汚染が激しい日の屋外の空気は、ディーゼル自動車のエンジンを稼動させた車庫の中や、タバコの煙で覆われた喫煙室の汚れた空気とあまり変わらない。

昨年初めからソウルなど韓半島(朝鮮半島)の粒子状物質の汚染がどんどん深刻化した。昨年のソウル市の粒子状物質の年平均汚染度は6年ぶりに悪化した。今年に入って4月までにソウルの粒子状物質の平均汚染度もやはり1立方メートルあたり59マイクログラムで、昨年同期の55マイクログラムよりも悪化した。2004年から10年間、首都圏の大気改善のために投資を続けてきたにもかかわらず、むしろますます悪化している。格別の対策が必要な状況だ。

粒子状物質は国境を隔てない。中国の粒子状物質は偏西風に乗って韓国に飛んでくる。韓国の環境部は民間学者の研究結果を引用して、中国発の粒子状物質が韓半島のスモッグに及ぼす影響が30~50%程度だと明らかにしている。中国の粒子状物質と関係なくソウルだけでもスモッグが発生するが、中国から飛んできた粒子状物質が汚染度の80~90%を占める時もある。

今回の会議で日本の石原伸晃・環境相も「日本の西部地域はPM2.5の値が基準を超過しており、多くの学者は中国の影響と見ている」と話した。

現在、中国は全世界の石炭の半分を消費しており、スモッグによる中国国民の健康被害も深刻なレベルだ。中国政府も、以前とは違う姿勢で受け入れており、対策を推進している。昨年9月「大気汚染予防の行動計画」を立てして2017年までに1兆7000億中国元(約300兆ウォン、約30兆円)を投資することにした。先月24日には全国人民代表大会で25年ぶりに初めて環境保護法の修正案を採択した。環境保護が国家の基本政策であることを確認したものだ。

だが李次官が「中国の大気汚染問題は長期的に累積した問題であり、対策にも比較的長い時間が必要だ」と言及するほど、1日で成果を上げられると期待するのは難しい。中国政府の努力で粒子状物質の問題が少しずつ改善できるだろうが、「世界の煙突」である中国のすぐそばにある韓国は、今後数十年間、被害を受け続ける可能性が大きい。


【時論】粒子状物質、韓日中の協力が必須(2)

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