朴大統領「地下統合地図作らなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.03 12:12
朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日、「地下統合地図」の作成を指示した。朴大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)と政府世宗(セジョン)庁舎をつないだ映像閣僚会議で、「最近、大都市を中心に相次いでシンクホールが発生し、国民の不安が大きくなっている」として「シンクホール論争を契機に関連部署と地方自治体が集まって予算を確保し、地下統合地図を作らなければならない」と述べた。朴大統領は「地下の下水管だけで12万キロに及ぶのに、特定地域の地質情報や工事計画を盛り込んだ地図がまともに整理されていない」としてこのように強調した。
朴大統領はまた「経済が難しく大変な時だが、お互いを恨んで無視するよりは家庭から各事業体・団体が互いに勇気と希望を分かち合う温かい秋夕(チュソク、中秋)になることを願う」と話した。朴大統領はこの日もセウォル号特別法に関した具体的発言をしなかった。だが青瓦台内部では「分かち合いと譲歩で分裂を阻止」という言及が、セウォル号特別法による分裂への憂慮の表示という分析が出てきた。