【コラム】フランチャイズの模倣防ぐ仕組み必要=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.02 17:44
韓国政府が国内経済の活路を見出すための3兆ウォン規模の有望サービス産業育成対策の推進計画を立てたが、重要な中身が抜け落ちたようだ。フランチャイズ産業の経済的な寄与は大きい。2011年基準でのフランチャイズ産業の雇用は124万人で加盟店1つができると約4.3人の雇用が生まれた。また国内総生産(GDP)の7.8%を占めてフランチャイズ産業は国民経済発展および雇用創出の大きな軸として成長を持続している。
フランチャイズは経済的寄与度が大きい産業だが、業種の分布では先進国と全く差を見せている。特に米国はサービス業48%、外食業30%、小売業16%、その他6%でサービス業が目立つ。国内のフランチャイズ産業は外食業67%、サービス業20%、卸小売業13%で外食業の比重が過度に高い。このように外食業偏重現象は、外食市場で生き残るための激しい生存競争に変わって収益創出がますます難しくなり、結局は創業者に被害を与えることになる。